第60回日本小児神経学会学術集会

セッション情報

委員会主催セミナー

[COS4] 共同研究支援委員会主催セミナー
第一部 日本小児神経学会が支援する共同研究報告

2018年6月1日(金) 09:00 〜 11:00 第5会場 (3F 302)

座長:森本昌史(京都府立医科大学医学部看護学科)、萩野谷和裕(宮城県立こども病院神経科)

【企画・趣旨のねらい】
 共同研究支援委員会は,国内における小児神経疾患の多施設共同研究を支援して,エビデンスレベルの高い研究を世界に発信することを目的とする委員会で,平成20年の12月に発足しました.会員の先生から申請され,承認された研究課題の学会内の周知や協力の要請を本学会機関誌「脳と発達」や本学会ホームページ,本学会総会などを通じて行うなどし,円滑かつ効果的な共同研究が遂行され,申請された研究の目的が達成されるように支援を提供しています.昨年までの支援課題は41(うち19課題は終了)になりました.平成22年からは学術集会(当時は学術総会)で,進捗状況や成果などを発表していただいています.今回は,平成28年に申請いただきました小児急性脳炎・脳症におけるメタボローム解析(16—01),小児発症抗MOG抗体関連疾患患者の実態把握のための全国調査研究(16—02),レット症候群におけるグレリンを用いた新規治療に関する臨床的研究(16—03)の3課題に関する演題を発表していただきます.これらの研究の内容をより広く知っていただき,更に研究が発展することを期待しています.

東川幸嗣1、中島一郎2、金子公彦3、鳥巣浩幸4、酒井康成5、吉良龍太郎6、佐久間 啓7、田中惠子8、中嶋秀人9、島川修一10、玉井 浩10 (清恵会病院小児科1、東北医科薬科大学老年神経内科学2、東北大学神経内科3、福岡歯科大学総合医学講座小児科4、九州大学小児科5、福岡市立こども病院小児神経科6、東京都医学総合研究所脳発達・神経再生研究分野7、新潟大学脳研究所細胞神経生物学分野8、大阪医科大学神経内科9、大阪医科大学小児科10)