Jun—ichi Takanashi (Department of Pediatrics, Tokyo Women's Medical University Yachiyo Medical Center, Yachiyo, Japan)
Session information
Practical Education Seminar
[JS2] Practical Education Seminar 2
Neuroimaging for pediatrician 2018; MRI revisisted
Wed. May 30, 2018 12:50 PM - 3:20 PM Room 4 (3F 301)
Chair:Jun‒ichi Takanashi(Department of Pediatrics, Tokyo Women's Medical University Yachiyo Medical Center, Yachiyo, Japan), Hiroshi Oba(Department of Radiology, Teikyo University Hospital, Tokyo, Japan)
【企画・趣旨のねらい】
「小児科医のための神経画像」を第53回日本小児神経学会(児玉浩子会長)の実践教育セミナーで始めまして,早くも第8回となりました.神経画像,特にMRI撮像技術は日進月歩であり,内容を理解し臨床に応用することは小児科医にとって容易ではありません.特に,初学者にとりましては踏み込みにくい領域になっているのかもしれません.本学会ではシンポジウム「小児神経疾患への新しい神経放射線学的手法の応用」において,神経画像cutting edgeの講演が予定されています.そこで「小児科医のための神経画像2018」では副題を「MRIをもう一度学びなおそう」とし,初学者の神経放射線への入り口となるべく企画しました.
MRI撮像の基本となる「T1,T2,FLAIR画像」(髙梨),「拡散強調画像(DWI)」(森墾先生)「MR angiography」(大場洋先生)について,小児(神経)科医が知っておきたいことを学ぶ(学びなおす)ことをテーマに前半(各20分)を企画しました.
後半は我々小児科医が,特に苦手とする脊椎・脊髄領域のレクチャー(40分)を兵庫医科大学の安藤久美子先生に解説いただきます.これを聞けば「おしりの気持ち」を皆さん理解できます.前半関東人3名の真面目なレクチャーの後で,こてこての関西人の登場です,お楽しみに.
最後に神奈川県立こども医療センター放射線科・藤田和俊先生から「小児正常発達画像(異常所見との対比も交えて)」の講演をいただきます.小児のMRI読影で難点の一つが,発達(脳形成や髄鞘化)の伴う画像変化です.今回のサブテーマにふさわしい,小児(神経)科医の明日からの診療に役立つ内容と確信いたします.それでは幕張メッセでお目にかかりましょう.
Harushi Mori (Department of Radiology, Graduate School and Faculty of Medicine, the University of Tokyo, Tokyo, Japan)
Hiroshi Oba (Department of Radiology, Teikyo University Hospital, Tokyo, Japan)
Kumiko Ando1, REIICHI ISHIKURA2 (1.Department of Radiology, Hyogo College of Medicine, Nishinomiya, Japan, 2.Department of Radiology, Hyogo College of Medicine, Nishinomiya, Japan)
Kazutoshi Fujita (Department of Radiology, Kanagawa Children's Medical Center, Kanagawa, Japan)