第60回日本小児神経学会学術集会

セッション情報

シンポジウム

[SY12] シンポジウム12
てんかんの治療Update:新規抗てんかん薬の使い方 エキスパートオピニオン

2018年6月1日(金) 10:10 〜 12:10 第2会場 (国際会議室)

座長:中川栄二(国立精神・神経医療研究センター病院小児神経科)、遠山潤(国立病院機構西新潟中央病院神経小児科,新潟大学医歯学総合病院)

【企画・趣旨のねらい】
 わが国でも次々に新規抗てんかん薬の開発が進んでいます.しかしながら,実臨床の場では,どのように既存の抗てんかん薬と新規抗てんかん薬を使い分けたり追加したりすればよいのかわからないことが多いのが現状です.国際抗てんかん学会や欧米の抗てんかん薬のガイドラインやエキスパートオピニオンに基づく新規抗てんかん薬の使い方はどうなっているのでしょうか.てんかん症候群やてんかん発作タイプにおける新規抗てんかん薬の使い分けや追加はどのようにすればいいのでしょうか.また,新規抗てんかん薬の作用機序からみた場合,既存の抗てんかん薬との併用や相互作用はどのようになっているのでしょうか.新規抗てんかん薬の小児への適応外使用についての安全性,有効性などについても,小児の臨床治験や日常のてんかん診療で豊富な経験をもつ先生方にエキスパートオピニオンとしての経験と治療の工夫について意見を伺いながら,日常のてんかん診療に役立つシンポジウムを行います.