大会長挨拶
新型コロナ感染症禍の中、患者様やご家族・利用者の方々の目標を達成するために感染防止に万全を期しながら日々の活動に取り組まれていることに心から敬意を表します。
この度、2023年7月2日(日曜日)に大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で第35回大阪府理学療法学術大会を開催いたします。開催時期の感染状況や利便性を考慮しハイブリッドでの開催を予定し、学術大会準備委員会を始め関係各所の皆様方のご理解とご協力のもと準備を進めております。
35回学術大会では【探求心を育む】をメインテーマとしました。若手理学療法士の登竜門と位置付けられている本学会で発表するためには、理学療法士免許取得後も探求心を持ちながら日々の業務にあたる必要があります。さらに、同僚や先輩、職場の風土など周囲の理解と協力、適切な指導が不可欠です。症例や研究報告をチームで素晴らしいものにして本学術大会で発表頂きたいとの願いを込めております。探求心を持ち続けながら登竜門をくぐり、成長し続けられるような施設や部署がこの大阪にさらに増えることを願っております。
特別講演では「探究心を育む協働と学際性」をテーマに、東京都立大学健康福祉学部の儀間裕貴先生にご講演いただきます。また、教育講演では「筋機能研究に基づいた高齢者に対する評価とトレーニング」をテーマに関西医科大学リハビリテーション学部の池添冬芽先生にご講演をいただきます。そして、シンポジウムでは、神経理学療法・内部障害理学療法・運動器理学療法の分野で活躍されている3名の先生方に、若手理学療法士の登竜門をくぐり抜けその後日常の臨床で関わる症例からどのように研究に繋げていくのか、自身の研究テーマに至るまでのプロセスについて成果を交えてご講演頂きます。
最後になりますが、多くの方々に参加して頂き大阪学会を肌で感じ、盛り上げて頂きたいと考えています。そして症例や研究報告で多くの議論を交わし、更なる探求心を育んで頂きたいと思います。
学術大会準備の進捗や新規開設項目などホームページやSNSを通じて発信していきます。皆様の、ご理解とご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
