日本薬学会第140年会(京都)

セッション情報

一般シンポジウム

[S04] 見えてきた微小環境依存的 Notchシグナルの役割と病態生理

2020年3月26日(木) 09:00 〜 11:00 [D会場]Room D (1F)

オーガナイザー:伊藤 素行(千葉大院薬)、南 敬(熊本大院薬)

Notchシグナル伝達経路は、昆虫から哺乳動物に至るまで種間で高度に保存されており、発生過程で様々な組織における前駆細胞の増殖、分化、および細胞運命決定を調節することが知られている。この発生過程での役割に加えて、Notchシグナル伝達経路は、成体の臓器恒常性や種々の病因においても重要な役割を果たす。近年の研究成果により、Notchシグナル伝達経路に関する様々な機能と調節機構が数多く明らかになってきているが、Notchシグナル伝達活性の異常により起こる関連疾患の治療のためには、コンテクスト依存的な役割と調節に関して、不十分な点が多く残されている。本シンポジウムでは、ニューロン、血管、筋肉系、免疫系、癌などのさまざまなコンテクスト(臓器・組織における微小環境、病態変化)におけるNotchシグナル伝達経路の機能とその制御に関する最近の研究成果を紹介する。

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