日本薬学会第141年会(広島)

セッション情報

一般シンポジウム

[S01] エクソソームで挑む新たなDDSの創製

2021年3月27日(土) 09:30 〜 11:30 [C会場] 講演会場C (オンライン)

オーガナイザー:中村 孝司(北大院薬)、辻畑 茂朝(富士フイルム)

 近年のエクソソーム研究の進展は目覚しく、この10年間に数多くの重要な知見が蓄積され、病気の診断・治療への応用が試みられている。エクソソームは、エンドソーム由来の粒子径30-150 nmの細胞外小胞であり、脂質膜、タンパク質、核酸などから構成される。様々な生理活性物質を含んでおり、エクソソーム自身が輸送体となって細胞間コミュニケーションにおける重要な役割を担う。そのため、エクソソームは極めて精密に制御された組織・細胞選択性を持つdrug delivery system(DDS)として非常に注目されている。エクソソームのDDSへの応用がもたらした従来のDDS技術の壁を越えた新たな技術革新とは何か?本シンポジウムでは、エクソソームDDS研究を牽引する第一人者の先生方に「エクソソームが解決するDDSの課題」と「エクソソームがもたらす新しいDDS」についての最先端の知見をご紹介頂き、エクソソームを基盤としたDDS研究のアップデートと多様な創薬モダリティへの応用についての議論を行いたい。

オーガナイザー挨拶・趣旨説明:中村 孝司(北大院薬) (09:30 〜 09:34)

総括:辻畑 茂朝(富士フイルム) (11:26 〜 11:30)

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