日本薬学会第141年会(広島)

セッション情報

一般シンポジウム

[S03] アンチ・ドーピングと薬学〜ポストオリンピック・パラリンピックに向けたアスリートの視点そして薬剤師の視点

2021年3月27日(土) 09:30 〜 11:30 [G会場] 講演会場G (オンライン)

オーガナイザー:榛葉 繁紀(日本大薬)、中島 理恵(日本大薬)

我が国では東京オリンピック・パラリンピックを迎え、国民のスポーツへの関心が飛躍的に増大すると予想される。その一方で、世界的な問題であるドーピング行為への対応が迫られている。アンチ・ドーピング活動には、薬理学、分析学などにとどまらず実務も含めた薬学の全ての知識が必要となる。そのため薬剤師だけではなく、薬学関係者への期待は大きい。以上をふまえ本シンポジウムでは、薬剤師であるとともにBリーグ広島ドラゴンフライズで選手・スタッフとしてご活躍の岡崎先生より「薬剤師とアスリートの二つ視点」から、日本オリンピック委員会 (JOC)メディカルスタッフとしてのご経験があり病院薬剤師でもある村木先生から「病院薬剤師の視点から」、カードゲームを利用してうっかりドーピングの予防教育に関してご活躍の清水先生から「薬局薬剤師・スポーツファーマシストの視点」から、そして中島先生からオリンピック候補選手らを対象にした「教育者としての視点」からアンチ・ドーピング活動をご紹介いただき、薬学に携わる者のアンチ・ドーピング活動への関わり方についてからディスカッションいただく。本シンポジウムを通じて、アンチ・ドーピング活動において薬学関係者が知るべき事そして為すべき事を発信していくことで、「薬学におけるアンチ・ドーピング教育・研究」が大きく活性化されることが期待できる。

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