日本薬学会第141年会(広島)

セッション情報

大学院生・学部生シンポジウム

[GS03] 次世代を担う神経免疫研究の最前線 ~中枢神経・グリア細胞への多角的アプローチ~

2021年3月28日(日) 13:15 〜 15:15 [C会場] 講演会場C (オンライン)

オーガナイザー:吉田 小莉(星薬大)、河野 敬太(九大院薬)

 一般に、過度なストレス暴露や、慢性的な疼痛刺激といった様々な外的要因により、中枢神経やグリア細胞の機能異常・可塑的変化が引き起こされると考えられている。こうした中枢神経やグリア細胞の変容は、精神疾患の発症や疼痛の遷延化、さらには認知症ならびに免疫機能異常など、多様な疾患フェノタイプを誘導する。一方、「病は気から」という諺にも表される様な、中枢神経系の機能低下による末梢性疾患の増悪化は、多様な遠心性の制御が想定されているものの、その全貌はほとんど明らかになっていないのが現状である。こうした機序の解明を行う手続きの中で、中枢神経系とグリア細胞が担う ”神経免疫” を理解することは非常に重要である。本シンポジウムでは、中枢神経あるいはグリア細胞の機能変容に焦点を当て、様々な疾患における ”神経免疫” 機構の解析を行なっている次世代を担う大学院生達の最先端基礎研究を紹介する。また、こうした ”神経免疫” にフォーカスした科学的エビデンスを基に、神経疾患の新規治療法の開発の糸口となる有意義な議論が展開できれば幸いである。

オーガナイザー挨拶:吉田 小莉(星薬大) (13:15 〜 13:20)

14:48 〜 15:10

○吉田 小莉1、濱田 祐輔1,4、矢部 秀平1、佐藤 大介1、成田 道子2,4、山中 章弘3、葛巻 直子1、成田 年1,4 (1. 星薬大、2. 東京医科大医学総合研、3. 名古屋大環境医学研、4. 国立がん研セ研)

総括:河野 敬太(九大院薬) (15:10 〜 15:15)

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