The 141st Annual Meeting of the Pharmaceutical Society of Japan (Hiroshima)

Presentation information

Oral Presentation

(E) Biopharmaceutics

[28V10-pm] 調剤薬局・在宅医療・地域医療

Sun. Mar 28, 2021 2:51 PM - 4:39 PM [Room V10] Oral Presentation 10 (Online)

座長:林 雅彦(鈴鹿医療大薬)、石﨑 純子(金沢大院医薬保)

3:51 PM - 4:03 PM

[28V10-pm14S] Survey on actual conditions of telehealth consultation from consumers to pharmacists

○Hironori Maesako1, Ryo Ogawa2, Ryoji Kodama2, Kenta Sunaga2, Shinya Kina2, Hayato Kizaki1, Satoko Hori1 (1. Keio University Faculty of Pharmacy, 2. Minacolor Inc.)

目的:一般用医薬品へのアクセスが容易になる中で,薬剤師によるオンラインでの相談応需は,時間や場所に依存せずに消費者の医薬品適正使用をサポートできる可能性がある。本研究では,消費者から薬剤師へのオンライン相談記録を解析し,相談内容の特徴を明らかにすることを目的とした。

方法:オンライン薬局ミナカラの遠隔健康医療相談サービス(チャット形式)を通じて収集された消費者から薬剤師への相談記録572件を解析するとともに、本サービス利用者を対象として薬剤師によるオンライン相談に対する意識をたずねるウェブアンケートを実施した。

結果・考察:相談者は20-30代が多いものの中高年層まで広く分布しており,女性が65%超であった。症状別では、皮膚(16%)や生理・デリケートな部分(12%)の症状のほか、痛み(10%)や睡眠(9%)、消化器(5%)に関連した症状の相談など多岐にわたっていた。相談内容としては、症状に合う薬(32%)や相互作用(医療用、一般用医薬品、サプリメント等)の有無(21%)についての相談が多かった。このほか、症状への対処法(8%)や医薬品の使い方(7%)、使用の可否(3%)といった相談が見られ、自宅で消費者が抱いた疑問に対応していることが示された。相談を受けた薬剤師は、一般的な受診勧奨(22%)のほか、不適正使用を未然に防止する助言(8%)を行なっていた。本サービス利用者からは、オンライン相談のメリットとして「周りの目が気にならない」「時間・場所を選ばない」「文字に残るので後から読み返せる」等の意見が挙げられた。本調査から、薬剤師によるオンライン相談応需は、薬剤師による消費者への情報提供の機会を増やし、消費者が適切な情報をもとに判断する一助となることが示唆された。