The 142nd Annual Meeting of the Pharmaceutical Society of Japan (Nagoya)

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一般社団法人偽造医薬品等情報センター

一般社団法人偽造医薬品等情報センター

一般社団法人偽造医薬品等情報センターの紹介
偽造医薬品等情報センターは、「偽造医薬品若しくは指定薬物又はその他不正な医薬品(以下「偽造医薬品等」という。)に関する情報収集や提供を行い、偽造医薬品等による健康被害の防止やこれらの啓発を行うことを通じて、消費者の安全確保及び医薬品の適正使用と保健衛生の向上並びに医薬品の適正な流通の確保を目指すとともに、医薬品の研究、開発を支援することにより国民の健康と福祉の向上に貢献することを目的としています。
2014年6月12日から施行された医薬品医療機器等法により、一般用医薬品がインターネット上で販売できるようになりました。これを受け、2019年11月末現在で1,800を超えるサイトが一般用医薬品をネット販売するとして登録するなど、医薬品等のインターネット販売が国民の身近な存在となりました。
その中で特に、インターネット上の海外の販売サイト等の中には、偽造医薬品であったり、健康食品と称しながらも医薬品成分が含有されている製品があったり、これらによる健康被害や事故の発生も多数報告されており、看過できない状況にあります。
また、SNSの普及やパソコン、スマートフォンを用いた通信技術の向上などにより、匿名性の高い偽造医薬品等に関する情報なども多様化、複雑化、さらに潜在化してきており、これまで以上に、個々の業務の質の向上に取り組むことが不可欠となります。
本センターは、今後も厚生労働省、日薬連、製薬協、(一社)医薬品セキュリティ研究会、(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターなど関係機関と連携しながら、国民の健康と福祉の向上に貢献するよう新しい取り組みにチャレンジしてゆきます。
 
「あやしいヤクブツ連絡ネット」のご案内
偽造医薬品等情報センターでは、厚生労働省からの委託を受け「あやしいヤクブツ連絡ネット」のホームページを運営しております。
ここでは、個人輸入、指定薬物等を含む危険ドラックに関連する事例や健康被害に関する情報の収集、提供や相談を行っています。
近年、医薬品のインターネット販売が身近になったことから、ネット販売サイトによる無許可無承認医薬品の個人輸入や、医薬品成分を含む海外サプリメント等による健康被害の報告も増えてきており、SNS等において、禁止されている医薬品等の販売、大麻・覚醒剤の販売も見られるようになりました。
このような状況から消費者における健康被害の発生を可能な限り防止するため、「あやしいヤクブツ連絡ネット」では、違法薬物のことや個人輸入などの広報啓発・注意喚起のほか、相談窓口の案内、Twitterを用いた情報発信、あやしいインターネットサイトのURLを通報して頂けるシステムを設けております。

<あやしいヤクブツ連絡ネットHP>



<クスリの個人輸入に 注意!
(厚生労働省作成)

厚生労働省では、リーフレットやポスターを用いて、海外から個人輸入した医薬品や海外製サプリメントなど、クスリの個人輸入に対する注意喚起をしています。

※画像をクリックするとデジタルパンフレットをご覧いただけます。