[LS6] 専門医療機関連携薬局と病院が連携してがん患者さんに笑顔を!
「薬局の薬剤師がとても親身に相談にのってくれた」と笑顔で話してくれるがん患者さんとお会いする機会が増えた。逆に「何の説明もしてくれなかった」、「医師に相談してくださいしか言ってくれなかった」という声を聞くこともある。近年、がん治療は、新規分子標的治療薬の登場や免疫チェックポイント阻害薬と化学療法の併用療法の増加により、治療スケジュールも有害事象も複雑化している。外来化学療法を行っている多くの病院で、連携充実加算の算定を行い、患者さんの治療情報を薬局へ提供することが始まり、トレーシングレポートの運用を行っている病院も増えた。
これらの連携において、専門的知識を有する保険薬局薬剤師の存在は非常に重要である。専門医療機関連携薬局(がん)では、「日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療専門薬剤師」または、「日本医療薬学会 地域薬学ケア専門薬剤師(がん)」のいずれかの専門資格保有者が常勤でいることが必要であり、患者さんにとっても病院にとっても心強い存在である。専門資格取得には、病院での実地研修が求められており、実際に病院で専門的研修を受けていることは強みである。この強みを最大限に生かすためには、研修自体が有意義である必要がある。そこで、本セミナーでは、日本臨床腫瘍薬学会のがん診療病院連携研修に有意義に参加するためのポイントを紹介する。また、専門医療機関連携薬局として地域薬局・病院との連携、学術的情報を収集するうえでの製薬メーカーのサイトの活用についてもみなさんと一緒に考える機会としたい。
これらの連携において、専門的知識を有する保険薬局薬剤師の存在は非常に重要である。専門医療機関連携薬局(がん)では、「日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療専門薬剤師」または、「日本医療薬学会 地域薬学ケア専門薬剤師(がん)」のいずれかの専門資格保有者が常勤でいることが必要であり、患者さんにとっても病院にとっても心強い存在である。専門資格取得には、病院での実地研修が求められており、実際に病院で専門的研修を受けていることは強みである。この強みを最大限に生かすためには、研修自体が有意義である必要がある。そこで、本セミナーでは、日本臨床腫瘍薬学会のがん診療病院連携研修に有意義に参加するためのポイントを紹介する。また、専門医療機関連携薬局として地域薬局・病院との連携、学術的情報を収集するうえでの製薬メーカーのサイトの活用についてもみなさんと一緒に考える機会としたい。