[LS8-2] 高齢者を主眼においた吸入支援
呼吸器疾患の治療において吸入支援は極めて重要である。診療の合間に医師が吸入支援を行うことは、非効率的である。
タスクシフトの観点からも薬剤師・看護師が吸入支援に従事する体制を作り、当院では認定看護師をトップとし、看護師が吸入支援にあたっている。
高齢者への吸入支援に関しては、吸気流速を考えながらエアロゾル製剤を選択することが多い。同期不良に対しては、エアロチャンバーなどの吸入補助具を積極的に活用する。1 秒量1L 以下の高齢者(28 名) の約6 割で20% 以上の改善を
認めた。しかし、3 ヶ月後には約1/4 の症例で1 秒量が低下し、再吸入指導を行った。
スパイロメトリー・CAT・ACT などを用いて経時的に治療効果判定を行い、再吸入指導のタイミングをつかまえることが大切である。
タスクシフトの観点からも薬剤師・看護師が吸入支援に従事する体制を作り、当院では認定看護師をトップとし、看護師が吸入支援にあたっている。
高齢者への吸入支援に関しては、吸気流速を考えながらエアロゾル製剤を選択することが多い。同期不良に対しては、エアロチャンバーなどの吸入補助具を積極的に活用する。1 秒量1L 以下の高齢者(28 名) の約6 割で20% 以上の改善を
認めた。しかし、3 ヶ月後には約1/4 の症例で1 秒量が低下し、再吸入指導を行った。
スパイロメトリー・CAT・ACT などを用いて経時的に治療効果判定を行い、再吸入指導のタイミングをつかまえることが大切である。