第17回日本薬局学会学術総会

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特別企画

特別企画「どうする令和6年度調剤報酬改定(令和の時代の薬剤師に期待すること)」

Mon. Oct 9, 2023 9:00 AM - 10:00 AM 第2会場 (3号館3階 国際会議室)

[特別企画] どうする令和6年度調剤報酬改定(令和の時代の薬剤師に期待すること)

安川 孝志 (厚生労働省保険局医療課 薬剤管理官)

 薬剤師は、医療・介護関係機関と連携しつつ、患者の薬物療法に関わっていくほか、住民の健康づくりへの関与など、地域包括ケアシステムの一員としての役割を果たすことが期待されている。
 厚生労働省では、患者のための薬局ビジョンに基づき、かかりつけ薬剤師・薬局の取組を進めているが、対物業務中心の業務から、対人業務中心の業務にシフトすることを求めている。また、病院薬剤師はチーム医療への積極的な関与を行うほか、今後は、外来のほか入退院時における薬局薬剤師との連携など、地域との関わりを持つことも重要になってくる。令和6年は、診療報酬、介護報酬、障害福祉サービスの改定が同時に行われるトリプル改定の年であり、薬剤師が取り組む業務を様々な観点から検討することになる。
 また、薬剤師の業務は、オンライン資格確認システムを通じて、薬剤情報などの様々な情報を活用することが可能になり、今後は電子処方箋の取組も進められることで、今後、ICTを活用する機会がますます増加すると考えられる。
 本講演では、薬剤師をとりまく最近の状況を解説し、令和の時代の薬剤師に期待することや今後の診療報酬に向けての課題を説明したい。