[LS3-1] 医薬品情報と臨床検査値を利活用した高カリウム血症治療のマネジメント
慢性腎臓病(CKD)は、末期腎不全の原因であるだけでなく、心血管疾患の発症や死亡リスクにつながることが明らかにされている。とくに日本は諸外国に比べ、慢性透析患者が増加傾向にあり、高齢化も手伝いCKD患者への対策は喫緊の課題となっている。
令和6年度の診療報酬改定では、「生活習慣病の増加等に対応する効果的・効率的な疾病管理及び重症化予防の取組推進」の観点から、CKD患者に対して、透析予防診療チームを設置し、「エビデンスに基づくCKD 診療ガイドライン」(日本腎臓学会)等に基づき、患者の病期分類、食塩制限及び蛋白制限等の食事指導、運動指導、その他生活習慣に関する指導等を必要に応じて個別に実施した場合、「慢性腎臓病透析予防指導管理料」として新たに評価された。同管理料の対象患者は外来患者であることから医師や看護師等の病院に勤務する医療従事者だけでなく、院外処方を応需する保険薬局薬剤師が薬薬連携のスキームを活用し、チーム医療に参画することも重要であると考える。
本セミナーでは、CKD患者における高カリウム血症治療をテーマとし、症例などを交えながら、以下3つの視点からどのように薬物療法の有効性および安全性を確保できるかを聴講者の皆様と共に考えたい。
1)ガイドラインをはじめとした医療情報をどう活用するか
診療ガイドライン、参考文献 等
2)医薬品情報をどう活用すべきか
添付文書、インタビューフォーム、リスク管理計画(RMP)資料 等
3)臨床検査値情報をいかに活用すべきか
院外処方せんに掲載された臨床検査値、医療連携におけるCKDシール 等
令和6年度の診療報酬改定では、「生活習慣病の増加等に対応する効果的・効率的な疾病管理及び重症化予防の取組推進」の観点から、CKD患者に対して、透析予防診療チームを設置し、「エビデンスに基づくCKD 診療ガイドライン」(日本腎臓学会)等に基づき、患者の病期分類、食塩制限及び蛋白制限等の食事指導、運動指導、その他生活習慣に関する指導等を必要に応じて個別に実施した場合、「慢性腎臓病透析予防指導管理料」として新たに評価された。同管理料の対象患者は外来患者であることから医師や看護師等の病院に勤務する医療従事者だけでなく、院外処方を応需する保険薬局薬剤師が薬薬連携のスキームを活用し、チーム医療に参画することも重要であると考える。
本セミナーでは、CKD患者における高カリウム血症治療をテーマとし、症例などを交えながら、以下3つの視点からどのように薬物療法の有効性および安全性を確保できるかを聴講者の皆様と共に考えたい。
1)ガイドラインをはじめとした医療情報をどう活用するか
診療ガイドライン、参考文献 等
2)医薬品情報をどう活用すべきか
添付文書、インタビューフォーム、リスク管理計画(RMP)資料 等
3)臨床検査値情報をいかに活用すべきか
院外処方せんに掲載された臨床検査値、医療連携におけるCKDシール 等