[P-140-B] 保険薬局の管理栄養士が栄養士会や自治体と連携した活動の報告
【目的】薬局管理栄養士が薬局利用者および地域住民の健康サポートに寄与するため、当社では健康イベントや栄養相談会の栄養関連サービスを展開している。しかし、その活動は薬局内に留まっており、より地域に根付いた活動を目指すため、栄養士会や自治体と連携した活動を始めた。活動により得られた成果と今後の課題について報告する。
【方法】2023年度内に1.日本栄養士会主催イベント栄養ワンダー(以下、栄養ワンダー)、2.芦屋市自立支援型地域ケア個別会議(以下、地域ケア会議)への出席、3.兵庫県栄養士会事業であるフレイル・介護予防教室の開催を行った。1.栄養ワンダーではイベント満足度や栄養関連サービスのニーズに関するアンケート調査を行った。
【結果】1.栄養ワンダーではアンケート有効回答数242名のうち、88%が「今後も薬局での栄養に関するサービスがあれば利用したいと思うか」の質問に対し、「利用したい」または「機会があれば利用したい」と回答した。2.地域ケア会議では、10回の会議に出席し、20件の事例に対して、利用者の身体状況や生活背景を踏まえた食事アドバイスを行った。3.フレイル・介護予防教室では約20名の地域住民に対してフレイル予防に関する講話を行った。
【考察】栄養ワンダーの実施により、薬局での栄養関連サービスのニーズの高さを再認識できた。薬局はサービス対象が薬局利用者中心であるため、より多くの地域住民の健康サポートに寄与するためには、薬局外での活動も広げる必要がある。今回、自治体と連携し、地域活動にも関わることで、薬局を利用していない地域住民の健康サポートにも寄与できることがわかった。そのため、今年度のフレイル・介護予防教室では参加者のニーズ調査を実施し、その結果を解析することで、今後はより自治体と連携しながら地域のニーズに沿った地域活動を展開し、薬局管理栄養士が地域住民の健康サポートに貢献できると考えている。
【方法】2023年度内に1.日本栄養士会主催イベント栄養ワンダー(以下、栄養ワンダー)、2.芦屋市自立支援型地域ケア個別会議(以下、地域ケア会議)への出席、3.兵庫県栄養士会事業であるフレイル・介護予防教室の開催を行った。1.栄養ワンダーではイベント満足度や栄養関連サービスのニーズに関するアンケート調査を行った。
【結果】1.栄養ワンダーではアンケート有効回答数242名のうち、88%が「今後も薬局での栄養に関するサービスがあれば利用したいと思うか」の質問に対し、「利用したい」または「機会があれば利用したい」と回答した。2.地域ケア会議では、10回の会議に出席し、20件の事例に対して、利用者の身体状況や生活背景を踏まえた食事アドバイスを行った。3.フレイル・介護予防教室では約20名の地域住民に対してフレイル予防に関する講話を行った。
【考察】栄養ワンダーの実施により、薬局での栄養関連サービスのニーズの高さを再認識できた。薬局はサービス対象が薬局利用者中心であるため、より多くの地域住民の健康サポートに寄与するためには、薬局外での活動も広げる必要がある。今回、自治体と連携し、地域活動にも関わることで、薬局を利用していない地域住民の健康サポートにも寄与できることがわかった。そのため、今年度のフレイル・介護予防教室では参加者のニーズ調査を実施し、その結果を解析することで、今後はより自治体と連携しながら地域のニーズに沿った地域活動を展開し、薬局管理栄養士が地域住民の健康サポートに貢献できると考えている。