[CL] 日本薬局学会のこれから
1240年フリードリッヒⅡ世の「医薬分業」により初めて世に出現した薬剤師の職能・果たすべき役割は、様々な進歩を加えつつ、その根底には薬局・病院・在宅・企業・行政・教育等如何なる機関・職種にあろうとも「病に苦しむ人の命を守る」ことに尽き、そのためには「薬に関する高度な知識や技術の習得」のみでなく、人の命に係わる医薬品を扱う専門職として「高い生命倫理観」が必要とされてきた。また、江戸時代の医師・薬師・儒学者である荻生徂徠は「薬は毒にて候へ共、毒と名を付け申さず候時は、長所を用い候故に候、人を用い候にはその長所を取って、短所に目を付け申さず候時、「聖人の道」にてござ候」と、薬剤師は「聖人」であるべきと説いている。
日本薬局学会は、この3月に定款を変え、5月から体制を変え、7月に新たな委員会を発足させ「日本薬局学会のこれから」を担う活動を開始した。委員会活動のこれからと、保険薬局・保険薬局薬剤師としてしての果たすべき役割について考えていきたい。
日本薬局学会は、この3月に定款を変え、5月から体制を変え、7月に新たな委員会を発足させ「日本薬局学会のこれから」を担う活動を開始した。委員会活動のこれからと、保険薬局・保険薬局薬剤師としてしての果たすべき役割について考えていきたい。