○柏木 秀行 (飯塚病院 連携医療・緩和ケア科)
セッション情報
国際シンポジウム
[IS_36] 多疾患併存状態とComplexityから考える非がん疾患の緩和ケアPalliative care for non-cancer patients with multi-comorbidity and complexity
座長:平原 佐斗司(東京ふれあい医療生活協同組合 研修・研究センター),有賀 悦子(帝京大学医学部緩和医療学講座)
平原 佐斗司 利益相反1~10:該当なし
有賀 悦子 利益相反1~10:該当なし
超高齢社会であるわが国では緩和ケアの非がん患者への拡大が急務である。特に高齢の非がん患者は多疾患併存など様々な複雑な状況を抱えている。しかしながら、非がん患者に対する基本的緩和ケアや専門的緩和ケアの役割や提供方法はいまだ確立していないのが現状である。海外では専門的緩和ケアとは患者・家族が抱える症状や疾患、その他のComplexな問題に対する対応と定義されることが多い。英国の高齢者緩和ケアの第一人者のEvans先生にご参加いただき、日本におけるプライマリケア、専門的緩和ケアの専門家と多疾患併存など複雑な問題を抱える非がん患者に対して、Conplexityとは何かを含めて日本の基本的緩和ケア・専門的緩和ケアの在り方や方向性について議論したい。
○青木 拓也 (東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 臨床疫学研究部)
○小川 朝生1,2 (1.国立がん研究センター東病院 精神腫瘍科, 2.国立がん研究センター 先端医療開発センター 精神腫瘍学開発分野)
○Catherine Evans1,Laura Potts2, Ursula Dalrymple2, Andrew Pring2, Julia Verne2, Irene J Higginson1, Wei Gao1 (1.King’s College London, Cicely Saunders Institute of Palliative Care, Policy and Rehabilitation,2.Public Health England)