緩和・支持・心のケア 合同学術大会2020

セッション情報

シンポジウム

[S_13] 3学会からオランザピンを語る

座長:小茂田 昌代(東京理科大 薬学部),齊藤 光江(順天堂大学 医学部乳腺腫瘍学講座)

小茂田 昌代 利益相反1~10:該当なし
齊藤 光江 利益相反1~10:該当なし

今回、緩和医療、サイコオンコロジー、癌支持療法の各学会が、夢の合同会議を果たすことになりました。制吐剤の臨床研究に携わってきた司会者にとり、特に興味深い話題は、精神科の薬剤のリポジショニングで抗癌剤誘発嘔吐事象に保険承認がなされたオランザピンです。一つの薬剤を3学会で語り合う絶好のテーマではないかと考えました。各々使用目的は異なりますが、有害事象の情報を共有し、より安全で有効な本薬剤の活用法を見出す機会になればと考えます。

田上 恵太1,2, 柏瀬 陽平2,3, 横山 明信2,3, 西村 瞳2,3, 宮野 加奈子2, 上園 保仁2,4,5 (1.東北大学大学院医学系研究科 緩和医療学分野, 2.国立がん研究センター研究所 がん患者病態生理研究分野, 3.東京理科大学大学院 薬学研究科 分子病理・代謝学研究室, 4.国立がん研究センター先端医療開発センター 支持療法開発分野, 5.国立がん研究センター中央病院 支持療法開発センター)