○内藤 立暁1 (1.静岡県立静岡がんセンター, 2.京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻博士後期課程)
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シンポジウム
[S_16] 緩和・支持・心のケアにおける悪液質対策の意義
座長:乾 明夫(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科漢方薬理学講座),森 直治(愛知医科大学大学院 医学研究科緩和・支持医療学)
乾 明夫 利益相反1~10:利益相反開示事項4(クラシエ薬品株式会社)9(クラシエ薬品株式会社)10(クラシエ薬品株式会社 寄附講座名:漢方薬理学講座)、左記以外は該当なし
森 直治 利益相反1~10:利益相反開示事項2(大塚ホールディングス株式会社)、左記以外は該当なし
悪液質は慢性的な炎症状態をベースに複合的な代謝障害をきたし、骨格筋量の減少を生ずる栄養不良の症候群で、がんをはじめとする慢性消耗性疾患患者に高率に認められます。身体にさまざまな影響を与えるのみならず、心理・社会的にも種々の問題を生じ、医療のアウトカムや患者のQOLに大きく影響します。患者・家族の栄養に関する関心は高く、栄養状態が悪化した際は改善を望む希望が多いにもかかわらず、一般市民はもとより、医療者においても悪液質の認知度は低く、十分な対応がなされているとは言いがたい現状です。緩和・支持・心のケアにおける悪液質対策の重要性と需要を再確認し、その啓発となるシンポジウムを開催します。
○毛利 貴子 (京都府立医科大学医学部看護学科)
○天野 晃滋 (国立がん研究センター中央病院)
○奥川 喜永1, 菱田 朝陽4, 問山 裕二2, 藤川 裕之2, 白井 由美子5, 筒井 麻実5, 重谷 有希5, 長谷川 真紀3, 福永 稚子5, 堀口 美穂3, 望木 郁代1, 松原 貴子3, 中谷 中1 (1.三重大学 ゲノム診療科, 2.三重大学 消化管・小児外科学講座, 3.三重大学 緩和ケアチーム, 4.名古屋大学 予防医学講座, 5.伊賀市立上野総合市民病院 緩和ケアチーム)