緩和・支持・心のケア 合同学術大会2020

Session information

シンポジウム

[S_18] がん患者を口腔から支援する

座長:曽我 賢彦(岡山大学病院 医療支援歯科治療部),全田 貞幹(国立がん研究センター東病院)

曽我 賢彦 利益相反1~10:該当なし
全田 貞幹 利益相反1~10:該当なし

がん治療では様々な口腔有害事象が発生し、時に生活の質は著しく低下します。一方、根拠に基づいた適切な口腔支持療法は患者の生活の質を大きく向上させます。本シンポジウムは、「がん患者を口腔から支援する」をテーマとし、1)専門家が学術というキーワードで更なるケアを創出するために行っていること、2)がん専門病院ならびに地域の歯科医師が行っているがん口腔支持療法の実際(頭頸部がん放射線治療後のがんサバイバーや、薬剤関連顎骨壊死の対応、さらに口腔機能管理における「義歯の扱い」等に言及します。)そして3)緩和ケアチームを経験した看護師による歯科との連携や事例の紹介を基に、多様性のある対話の機会を提供します。