○小川 朝生1,2 (1.国立がん研究センター東病院 精神腫瘍科, 2.国立がん研究センター 先端医療開発センター 精神腫瘍学開発分野)
セッション情報
シンポジウム
[S_37] 認知症の緩和ケア~意思決定支援を含めて~
座長:所 昭宏(国立病院機構 近畿中央呼吸器センター 心療内科/支持・緩和療法チーム),谷向 仁(1.京都大学大学院医学研究科, 2.京都大学医学部附属病院 緩和ケアセンター/緩和医療科)
所 昭宏 利益相反1~10:該当なし
谷向 仁 利益相反1~10:該当なし
超高齢社会を迎えている今、認知症の緩和ケアは緊喫の課題の一つである。 身体的苦痛や合併症に対する医学的マネジメント、葛藤やスピリチュアルペインに対する心理的・教育的支援、治療中止や差し控えを含めた意思決定支援、アドバンスケアプランニング、家族の支援、臨床倫理など、これまで我々が対象としてきた緩和ケアの課題に加え、認知症では認知障害や行動心理症状が併存することで、問題とケアの方法がより複雑となる。 本シンポジウムでは、認知症の緩和ケアは、これまでの緩和ケアと何が共通し、異なるのか、どのような配慮や工夫が必要なのかについて、精神医学、老年医学、在宅医学、老年看護の実践、法と倫理の各立場から学ぶ。
○桑田 美代子 (青梅慶友病院)
○稲葉 一人 (中京大学)
○平原 佐斗司1,2 (1.東京ふれあい医療生活協同組合 オレンジほっとクリニック, 2.東京ふれあい医療生活協同組合 研修・研究センター)