緩和・支持・心のケア 合同学術大会2020

Session information

シンポジウム

[S_39] 小児がん患者の緩和ケア~英知を結集して明日のケアにつなげる

座長:下山 理史(愛知県がんセンター 緩和ケア部),栁井 優子(国立がん研究センター中央病院 精神腫瘍科)

下山 理史 利益相反1~10:該当なし
栁井 優子 利益相反1~10:該当なし

小児がん患者の年間死亡数は450人前後であり、成人と比較して圧倒的に頻度が少ないと言えます。そのため、終末期の実態を経験則で把握することが難しいのが現状です。本セッションでは小児患者の終末期の現状について、研究で得られた結果と演者の現場での経験、さらに、「緩和ケアチームの手引き」小児関連記載追加のためのWGで検討した小児患者に関わる際のTIPSを共有し、小児がん患者への質の高い医療・ケアについて議論します。