緩和・支持・心のケア 合同学術大会2020

Session information

シンポジウム

[S_4] 骨転移の痛みのマネージメント

座長:髙木 辰哉(順天堂大学 整形外科・リハビリテーション科・緩和ケアセンター),斉藤 洋司(島根大学 医学部麻酔科学)

髙木 辰哉 利益相反1~10:該当なし
斉藤 洋司 利益相反1~10:利益相反開示事項4(企業・団体名:第一三共株式会社)

がん骨転移は、臨床的に問題となる症例だけでも、わが国で年間新規に10万人以上発生していると考えられます。画像診断や抗がん剤治療の進歩などによって、がん患者の予後は改善傾向であり、骨転移をきたす患者はさらに増加傾向にあります。骨転移による痛みや機能障害に対するマネージメントは、がん診療や緩和医療の中でも大きな部分を占めると思われ、職種・診療科横断的に行うことが理想的です。しかし、必ずしも医療者の注目度は高いとは言えず、複雑で専門的な対処が必要な背景も影響しているでしょう。このシンポジウムでは、それぞれの立場で骨転移に積極的に対処されている演者によって、発表と意見交換を行います。皆さんの参考にしていただければ幸いです。

篠田 裕介1, 澤田 良子1, 大木 孝裕1, 芳賀 信彦1, 河野 博隆2, 住谷 昌彦3, 岩瀬 哲4, 金井 良晃5 (1.東京大学医学部附属病院リハビリテーション科, 2.帝京大学医学部附属病院整形外科, 3.東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部, 4.埼玉医科大学病院緩和医療科, 5.TMGあさか医療センター緩和ケアセンター)

岡田 卓也1, 佐々木 康二1, 角谷 賢一朗2, 宮脇 大輔3, 酒井 良忠4, 坂下 明大5, 今村 善宣6, 山口 雅人1, 杉本 幸司1, 村上 卓道1 (1.神戸大学医学部附属病院 放射線診断・IVR科, 2.神戸大学医学部附属病院 整形外科, 3.神戸大学医学部附属病院 放射線腫瘍科, 4.神戸大学医学部附属病院 リハビリテーション科, 5.神戸大学医学部附属病院 緩和支持治療科, 6.神戸大学医学部附属病院 腫瘍・血液内科)