サイエンスキャッスル2014

講演情報

【関西大会】サイエンスキャッスル in Kansai

口頭発表②

2014年12月23日(火) 13:30 〜 15:50 口頭発表特別講演エリア (1F)

15:10 〜 15:20

[KS08] バナナの皮のキリン化現象

京都府立桃山高等学校

加藤正宏, 西井瑞季, 田中美穂, 平瀬詩織, 牛若菜月, 東畑知真, 田端優貴 (京都府立桃山高等学校 グローバルサイエンス部)

受付番号:100055

分野:生物
バナナの成熟に伴いその皮は斑点状に黒色化する。ドーパミンの重合による黒色化である。この現象に興味を持ち研究を始めた。特に、①なぜ、斑点状に黒色化するのか(生物学的意味)、②斑点状に黒色化する仕組みはどうなっているのか、③なぜ、ドーパミンが存在するのか(生物学的意味)、これらの点に疑問を持ち、その解明を目的とした。今回は、②について知見を得るべく、「バナナの皮の変化の温度依存性(‐8℃~200℃)」を調べた。その結果、20℃および30℃で保存した場合のみ、明確な斑点状の黒色化が観察された。また、細胞レベルでの黒色化を確認するために、表皮の顕微鏡観察も行った。これら以外に、得られた知見を紹介する。