11:50 〜 12:00
[TK59] 天然食品の食中毒菌に対する抗菌効果の測定
山村学園 山村国際高等学校
受付番号:100144
分野:生物
《動機》修学旅行先のニュージーランドで見つけた天然食品のマヌカハニー。これには抗菌活性成分が含まれる。そこで抗菌効果はどの程度か(仮説)、4種類の食中毒菌を使用して検証した。 《方法》抗菌活性成分値が異なるマヌカハニーとノーマルハニーを使用した。抗菌効果はペーパーディスク法により、食中毒菌の増殖を阻害した阻止円を比較した。また、抗菌活性成分の性質も検査した。 《結果と考察》抗菌活性成分値の高いマヌカハニーほど、食中毒菌に対して強い抗菌効果を発揮し、抗菌活性成分値と抗菌効果の関係を認めた。一方ノーマルハニーには、ほとんど抗菌効果は存在しなかった。また抗菌活性成分は、水溶性で熱に弱いと判明した。