サイエンスキャッスル2014

講演情報

【東京大会】サイエンスキャッスル in Tokyo

口頭発表①

2014年12月20日(土) 10:00 〜 12:00 口頭発表会場 (6F 会議室C)

11:30 〜 11:40

[TK63] エチレンはもやしをどこまで太くするのか?

敬愛学園高等学校

石間奈々果 (敬愛学園高等学校 理科研究部)

受付番号:100083

分野:生物
光合成をせずに成長するもやしの生命力に興味を持ち、その発芽熱について研究を行っていた際に、食用のもやし工場では植物ホルモンであるエチレンを使って太く育てていることを知った。そのことから、エチレン加工をするもやしと加工をしないもやしを比較しエチレンともやしの成長の関係について調べている。もやしは一般的な食用もやしの原料である緑豆を用意し、エチレンを発生させるリンゴを使用してエチレン加工をした。発芽前の加工ではエチレンにより発芽が抑制されてしまい、うまく育たなかった。エチレンの量が多くても抑制されてしまうため、量を調節することができる缶タイプのエチレンを使用して発芽後の加工についても調査中である。