サイエンスキャッスル2014

講演情報

【東京大会】サイエンスキャッスル in Tokyo

口頭発表②

2014年12月20日(土) 13:00 〜 15:00 口頭発表会場 (6F 会議室C)

14:00 〜 14:10

[TK80] プラナリアの記憶の行方

敬愛学園高等学校

井上喜広 (敬愛学園高等学校 理科研究部)

受付番号:100076

分野:生物
プラナリアには学習したことを記憶する能力がある。TalとMichael(2013)は「学習したプラナリアを切断し、尾部を再生させた個体には記憶が残存している」ということを示すような実験結果を発表した。これを受けてプラナリアの記憶は、尾部のどの部分に残存しているのかを調べたい。今回はプラナリアを凹凸のある環境に餌があると学習させたグループ、光のある環境に餌があると学習させたグループの2つのグループに分けて、餌のある環境を学習させるという準備実験を行った。今後は、学習したプラナリアを切断して記憶の残存を確かめ、確かめられた場合記憶が残存しない部位があるのか実験して確かめたい。