サイエンスキャッスル2014

Presentation information

【東京大会】サイエンスキャッスル in Tokyo

ポスター発表

Sat. Dec 20, 2014 10:00 AM - 2:30 PM ポスター会場 (2F 小展示ホール)

10:00 AM - 12:00 PM

[TK_P06] ワイラー法によるフタロシアニンの合成の検討

立教池袋高等学校

西尾祐太朗 (立教池袋高等学校 科学部)

受付番号:100103

分野:化学
フタロシアニンは光触媒性や不溶性などの特異な性質を示す青緑色の機能色素であり、新幹線の青色部位や、CD-ROMの裏面などに使用される、生活にも密接する物質である。本研究は昨年度まで本校の生徒が行っていた研究の継続研究である。その方法では、実際にはフタロシアニンが合成できていなかったことが判明したため、なぜ合成できないのか知るために、条件を限定して実験を行った。フタロシアニンの合成には至らなかったが、尿素とCu2+、および溶媒のTEOAとCu+による錯体の生成によって反応が阻害されていることが示唆された。現在は試薬の配分や触媒を変更することを検討している。