13:00 〜 14:30
[TK_P21] 低温焼成による色素増感型太陽電池の作製
立教池袋高等学校
受付番号:100104
分野:化学
色素増感型太陽電池とは、酸化チタンを用いたペーストに色素を吸着させて電極として使用している太陽電池である。通常はPVAを用いて酸化チタンペーストを作製するのだが、今回の研究では、キトサンなどの多糖類を用いたペーストでの低温焼成や寒天をペーストに用いた無焼成でより高効率の色素増感型太陽電池を作製することを目的とした。今までの研究結果として、キトサンよりも寒天の方がペーストの材料に適していることが分かった。しかし、寒天のペーストを用いた色素増感型太陽電池でもまだ得られる電流の値が低いので、今後使用する電解質を変化させたり、実験の精度を上げて改善していきたい。