10:00 AM - 12:00 PM
[TK_P56] 植物における音の影響
佐野日本大学高等学校
受付番号:100065
分野:生物
1968年にドロシー・リアラックによって行われた音楽が植物に及ぼす影響の研究や、2005年の柴原未早らの実験報告を踏まえ、今までの先輩方の研究ももとにゲノム解析されたイネを用いて音楽と植物との生物的な影響について検証した。その結果、音楽の種類によって植物に与える影響が異なることが示された。次に、音楽性の違いを曲中の周波数分布に着目して分析し、周波数の高低による影響の差について解析したところ、種子中の糖代謝やタンパク質濃度などに関与してることが示唆された。今後は、先行実験をもとに実験を続けるとともに、酸素濃度、アミラーゼ活性、また音の大きさではどんな違いが出るのか調べていきたい。