[100066] 光合成の鍵を握るオブツーサの特殊な形の細胞
Keywords:生物
口頭+ポスター
植物はできるだけ多く光合成をするために、茎まで緑化させるなど常に様々な工夫をしている。しかし、多肉植物のハオルチア・オブツーサは、葉肉部分や葉の先端(窓と呼ばれる)が透明であり、光合成の効率が悪いように思われる。オブツーサの原産地である南アフリカは、光が強く、乾燥しているため、オブツーサはこれらを避けるために地中に潜って自生しており、透明な窓の部分のみを地上に出して光を取り入れているとされている。そこで、一般的な植物には見られない「透明な組織」に興味を持ち、窓から入った光がどのように進むのか調べた。また、「透明な組織」が光合成において果たす役割について研究を行っている。