サイエンスキャッスル2015

講演情報

サイエンスキャッスル 関東大会

ポスター発表 【午後】

2015年12月20日(日) 13:30 〜 14:30 3Fエキシビションホール

[100068] 生分解性プラスチックの合成

有馬正晃1,2 (1.立教池袋中学校, 2.科学部)

キーワード:化学

ポスターのみ
近年、微生物によって水と二酸化炭素に分解される生分解性プラスチックが研究されている。生分解性プラスチックは、土壌中で微生物によって分解されるため環境負荷が少ない。その一方で従来のプラスチックより壊れやすい欠点を持つ。そこで私は強度が高い生分解性プラスチックを合成することを目的として実験を行った。合成の結果、最も強度が高かったのはL-乳酸とMnCl2触媒を組み合わせて合成した生成物だった。ただしMnCl2が生成物内に残留しており、分離することは困難であった。またMnCl2触媒は金属触媒であるため、環境負荷が大きいと考える。