[100070] 化学発光における濃度条件の変化と発光の関係
Keywords:化学
口頭+ポスター
私が注目した発光反応は過シュウ酸エステル反応である。この反応は他の発光反応に対して量子収率、発光時間共に高い。そのため私はこの反応のシュウ酸エステルや触媒の濃度条件を変化させて発光時間や発光強度にどのような影響があるかを調べた。過シュウ酸エステル反応はシュウ酸エステルが酸化されて発生した中間体が色素を励起するという反応である。シュウ酸エステルにはいろんな種類があるが、使用したのはシュウ酸ジフェニルである。さらに、この反応は触媒の存在下でも進行する。そのため、私はサリチル酸ナトリウムを触媒として入れた。この二つの試薬の濃度を変化させ、発光強度や発光時間の変化を調べた。