サイエンスキャッスル2015

講演情報

サイエンスキャッスル 関西大会

ポスター発表 【午前】

2015年12月23日(水) 10:30 〜 12:10 ポスター会場

[100080] アスコルビン酸オキシダーゼを保有する野菜による食品の機能性への影響

平木佑佳1,2, 藤原百湖1,2, 米田美樹1,2, 山本珠緒1,2, 一安保乃加1,2, 黒田瑠莉1,2, 小野田晴美1,2, 山根麻実1,2 (1.ノートルダム清心学園清心女子高等学校, 2.物質科学研究 食品の相互作用グループ)

キーワード:農学

ポスターのみ
トマトとキュウリの相互作用について研究を進めてきた。キュウリによってトマトの抗酸化活性が抑制され,キュウリによってアスコルビン酸,ポリフェノールが酸化されることが抗酸化活性の低下原因だと示唆された。また,がん細胞への影響を検証したところ,ヒト乳腺癌細胞ではトマト試料、キュウリ試料ともにがん細胞レベルでの影響は確認されなかったが,ヒト黒色腫細胞では、トマト試料で増殖抑制効果が確認され、キュウリと混合する事によって増殖抑制効果が低下した。この結果から、トマトとキュウリの混合による相互作用が、ヒト黒色腫細胞において細胞レベルでも影響を与えることが確認された。