[100080] アスコルビン酸オキシダーゼを保有する野菜による食品の機能性への影響
キーワード:農学
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トマトとキュウリの相互作用について研究を進めてきた。キュウリによってトマトの抗酸化活性が抑制され,キュウリによってアスコルビン酸,ポリフェノールが酸化されることが抗酸化活性の低下原因だと示唆された。また,がん細胞への影響を検証したところ,ヒト乳腺癌細胞ではトマト試料、キュウリ試料ともにがん細胞レベルでの影響は確認されなかったが,ヒト黒色腫細胞では、トマト試料で増殖抑制効果が確認され、キュウリと混合する事によって増殖抑制効果が低下した。この結果から、トマトとキュウリの混合による相互作用が、ヒト黒色腫細胞において細胞レベルでも影響を与えることが確認された。