サイエンスキャッスル2015

講演情報

サイエンスキャッスル 東北大会

ポスター発表 【前半】

2015年12月6日(日) 14:50 〜 15:20 ポスター/ブースエリア

[100138] 数理モデルによる地域問題解決~命を守る行動を~

大塚勇士1,2, 沼尻佑太1,2, 古賀太暁1,2 (1.茨城県立竜ヶ崎第一高等学校, 2.SSクラス数理モデルグループ)

キーワード:数学

口頭+ポスター
学校設定科目「白幡探究Ⅱ」において,数理モデルを用いた身近な社会問題の解決を目指し,研究を行っている。現在,竜ヶ崎一高において避難訓練における避難完了時間の最小化を,校舎配置や通路の通行許容量,通過時間等をモデリングし,処理プログラムを用いて求めている。現在得られている結果は実際の避難訓練で行っている避難経路とは異なる解が出ており,現実的にはどのような避難指示をすれば良いのかを考察しているところである。この手法を用いて,過日起こった茨城県常総市の鬼怒川決壊被害に関して,最適な避難経路を計算したいと考えている(予定)。これは避難所への最適な避難経路を求めるなどにも利用が可能であると考えている。