口頭発表

[100159] 霧箱のエタノール濃度と飛跡数の関係

^○佐々木亘^1,2, 髙岡優希^1,2 (1.秋田県立横手清陵学院高等学校, 2.探究・自然科学部 霧箱班)

Keywords:物理

口頭＋ポスター

霧箱で実験する際、エタノール濃度が濃いとα線とβ線の飛跡数が増えると考えたため、エタノール濃度と飛跡数の関係を調べた。エタノール濃度を変えて飛跡を撮影し、１０分毎にα線とβ線の飛跡数を数え、飛跡数の分布をグラフ化した。その結果、エタノール濃度が濃いとα線とβ線の飛跡数がともに増えるという結果になった。α線とβ線の線量の比率については、α線に対してのβ線の圧倒的に線量が少ないという結果になった。これらの結果より、α線とβ線の飛跡数はエタノール濃度によって変化し、β線よりもα線の方が多く出るということがわかった。