11:00 〜 11:15
[O-1] 紙おむつを用いた発電を目指して
この研究では、使用済みの紙おむつで作製された燃料電池の実用化を目指し、ポリマー燃料電池の発電効率の向上を最初の目的として実験を行った。この実験から、ポリマーと溶液の比率が1:200で、溶液にNaCl水溶液を用い、電極に使用する極板は亜鉛版と備長炭にした時が最も発電効率がよいということや、人尿の値に近い尿素の値でも燃料電池として働くことがわかった。これらの結果から、蓄電池としての性能を調べるとともに実際に圧電素子や市販の紙おむつを用いて実験をすることで、床発電との併用の実現化をすることを目的として実験を行った。