サイエンスキャッスル2016

講演情報

関西大会~高大連携で加速する研究の芽生え~

[3-1] 口頭発表(午前の部)

2016年12月23日(金) 10:20 〜 11:50 マリアンホール (マリアンホール)

10:20 〜 10:35

[O-1] 机の上で竜巻をつくる

梅林 奎輔, 岸根 遊, 山地 嶺樹, 王 怡瀟, 内藤 主税, 吉田 千夏, 野口 祐太, 山田 翔生, 福田 竜司, 大橋 将一朗 (早稲田摂陵高等学校・生物研究部)

キーワード:竜巻、机の上、紙を折り重ねる

実験机の上で竜巻をつくる方法を発明しました。紙飛行機をつくる要領で紙を折り重ねて、机の上に立て、先端に火を付けると、紙を折り重ねた部分から「白い煙」のダウンバーストが起こり、その後、竜巻ができます。渦の向きは右も左も関係なく、その時の空気の流れが関係していることがわかりました。紙の大きさ、折り方、折る角度、机の上の状態、さらに空気の流れを一定にする方法などを研究し、「簡単に、しかも確実に竜巻をつくる」方法を確立しました。この竜巻の原因は、火が燃えることによって生じる上昇気流ですが、その時に机の上の空気の流れが、上昇気流の中心から見て、左右逆向きになると、一つの竜巻が継続することもわかりました。