サイエンスキャッスル2016

Presentation information

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-7] ポスター発表(午前の部)

Sat. Dec 24, 2016 10:50 AM - 11:30 AM エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-5] ニュートンビーズの研究 ~コンピュータシミュレーションと実験との比較~

茅野 遼太郎, 坂本 裕哉 (山梨県立韮崎高等学校 物理化学部)

30m近い長さの鎖(ニュートンビーズ)をビーカーなどの容器に入れ、鎖の一端を垂らすと、鎖が順に落ちていき、しばらくすると鎖はビーカーの縁を浮き上がるように越えて落下する。この様子は、鎖が重力に逆らって浮き上がる不思議な現象としてインターネットなどに動画が載せられている。その中で、鎖が浮き上がる理由を慣性力によるものとして説明しているが、十分な説明とは言えず分からないところが多い。我々は、ハイスピードカメラを用いて、この現象を動画に撮り、曲線の形や落下速度などを分析するととともに、コンピュータで数値解析を行うことで、このような形状を形つくる理由を調べた。