サイエンスキャッスル2016

Presentation information

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-8] ポスター発表(午後の部)

Sat. Dec 24, 2016 3:00 PM - 3:40 PM エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-18] ハナスベリヒユの組織培養と光の関係

尾上 愛 (東海大学付属高輪台高等学校 物理化学部)

Keywords:ハナスベリヒユ、植物組織培養

 現在、西洋わさびやトマトなどの様々な研究で光の波長や強度などを変えて培養を行った場合に、カルスから茎や葉、根などが生じる不定芽誘導効果に違いが出ることが認められている。しかしハナスベリヒユでは、光の波長や強度などを用いた不定芽誘導効果については詳しく調べられてはいない。本研究では光の波長や強度によって再分化の仕方にどのような違いがみられるかを調べた。実験結果から、光の波長や強度などで生じる茎の伸長や葉の枚数などに差がみられた。また、光がないとハナスベリヒユはカルスを維持できないことがわかった。
 今後、ハナスベリヒユの挿し芽を用いて光の波長と強度を変え生長の違いがみられるかを調べていく。