サイエンスキャッスル2016

講演情報

関西大会~高大連携で加速する研究の芽生え~

[3-7] ポスター発表(偶数)

2016年12月23日(金) 14:50 〜 15:30 第二体育館 (第二体育館)

[P-16] 硫酸銅と塩化塩の色の変化を追って

小松 玲美花, 芳川 慶伍, 松下 幸太郎, 稲草 直人 (広島県立祇園北高等学校 科学研究部化学班)

キーワード:色、硫酸銅(Ⅱ)、スペクトルメーター



目的:先行研究では色をソフトを用いRGBで示した。しかしこの方法では撮影環境の変化により結果に誤差が生じる。そこでスペクトルメーターで透過率を調べることで信憑性の高いデータから探究する
概要:硫酸銅の水溶液に塩化塩を加えると青い水溶液は緑に変化する。しかし、塩化塩の種類によって色の変化に違いが現れるのかはまだ分かっていない。先行研究ではNaClとMgClで比較したところMgCl₂のRedがわずかに高くなった。これを撮影環境の違いと仮定して研究を行った。もし仮定が正しければ、MgCl₂の赤の透過率はNaClと変わらない
結果:MgCl₂とNaClでは600~700nmの透過率が異なっていた