[P-23] PWM制御による逆起電力の利用
PWMは、パルス変調をして出力される電力を変化させ、モーターや照明などの速度や明るさを制御する方法です。これはデューティー比が0%と100%の時を除いて負荷には一定のパルスが入力されています。その時、負荷がインダクタンスを含んでいた場合、そこに逆起電力が生じます。通常これらはノイズやリップルと見なされ、回路に悪影響を与えないように「ゴミ」としてダイオード等で打ち消されてしまいますが、それを上手く取り出して利用できないかと考え、実際に回路を組み立ててみたところ、わずかながら電力を取り出す事ができ、電源として回路の駆動も可能であり、DCモーター等を使用する機器に応用すれば省エネ効果が期待できる。