11:35 〜 11:50
[O-6] どこでも発電
本研究では、圧電素子を用いた、雨天時の発電方法の開発を目的とした。まず、水滴を一粒のみ自由落下させた場合の発電量を測定した。これにより、自由落下した水滴での発電が可能であると確認された。また、雨降りの状況を再現する装置を作成して、5分間装置を作動させた時の圧電素子の発電量を測定した。発電量の測定には、オシロスコープを用いた。この実験から、圧電素子はランダムに落下する水滴でも発電できることが確認された。しかし、この装置での雨粒は、本物の雨粒よりも大きくなっているので、本物の雨での発電実験も行いたい。また、実際に屋根や雨どいに圧電素子を設置して発電できる装置を開発していきたい。