サイエンスキャッスル2016

講演情報

東北大会~地域に根を張る先端研究~

[2-4] 口頭発表(午後の部)

2016年12月18日(日) 13:10 〜 14:40 メインホール (東北大学QSCホール)

13:55 〜 14:10

[O-10] 光の条件を変化させた場合の硝化作用のモデル実験

菅野 千佳, 岩澤 明香里, 笹島 のどか, 里見 峻, 勝又 清馨 (宮城県仙台第二高等学校 生物部)

キーワード:硝化作用、浄化

現在、世界にはきれいで飲料水として用いることができる川がほとんどない国もある。我々はそのような水問題を解決し、世界中の川がきれいになり、生活が改善されたらと思い、川の浄化について研究し始めた。川の浄化において最も大切な鍵は硝化作用である。硝化作用とは、水中の有害なアンモニウムイオンを、害が少ない亜硝酸イオンを経て、無害な硝酸イオンへと酸化していく仕組みである。硝化細菌の活動が活発になる条件を知りたいと思い、光と時間の条件を変えて実験を行った。 実験の結果、光が当たらない環境が硝化作用に適していると考えられる。