サイエンスキャッスル2016

Presentation information

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-2] 口頭発表(午後の部)

Sat. Dec 24, 2016 1:30 PM - 3:00 PM メイン会場 (4階TEPIAホール)

2:45 PM - 3:00 PM

[O-12] 緑色光が及ぼす低温条件下でのヒラメの成長促進効果

斉藤 央樹1, 三橋 芽衣2, 牧野 辰浩1, 福井 強志1, 西村 日菜乃2, 候 耀介2 (1.浦和実業学園高等学校 生物部 水棲生物班, 2.浦和実業学園中学校 生物部 水棲生物班)

Keywords:養殖、光照射、ヒラメ

北里大学の高橋研究室がマツカワに緑色光を照射することにより、メラニン凝集ホルモン(MCH)が過剰に分泌され、食欲が増進されることを突き止めた。この研究を様々な魚種で行い、緑色光に反応する種の傾向を捕らえることができれば、養殖業の今後の発展に繋がると考え、カレイ目であるヒラメの反応を実験した。条件については自然に近い緑の蓋を貼った水槽と、緑色光を照射した水槽、透明の蓋をした水槽の飼育とした。餌やりはヒラメが食べなくなるまでやった。実験開始と90日後にそれぞれの水槽の体重と全長を記録。緑色光を照射した水槽が体長、体重ともに最も成長した。特に体重ではその差が歴然となった。