サイエンスキャッスル2016

講演情報

東北大会~地域に根を張る先端研究~

[2-4] 口頭発表(午後の部)

2016年12月18日(日) 13:10 〜 14:40 メインホール (東北大学QSCホール)

13:25 〜 13:40

[O-8] プラナリアからみる死の仕組み

飯田 拓海, 佐藤 輝明, 髙橋 邑伍, 篠原 俊, 福山 準平 (宮城県仙台第三高等学校プラナリア研究班)

キーワード:プラナリア、細胞死、再生

プラナリアは再生研究のモデル生物として知られている。本校の実習で,青森県で入手したプラナリア(カズメウズムシ)は宮城県へ帰るバスの中で急激に体が崩壊する様子が見られた。この個体は,その後再生することはなく,死んでしまった。翌年,低温で維持して持ち帰ると,崩壊することはなく,現在でも飼育することができている。プラナリアの死についてはこれまであまり報告がないため,本研究では死のプロセスについて研究を行った。カズメウズムシは宮城県のナミウズムシと比較し耐えられる温度に差があった。温度による死が細胞レベルでどのように進行しているか調査を行っていきたいと考えている。