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[O-3] リボソームによる多能性幹細胞の創造
キーワード:多能性幹細胞、リボソーム
私たちは、大腸菌または乳酸菌から単離したリボソームと、メダカ皮膚細胞(OLHNI-2)及びヒト前骨髄球性白血病細胞(HL60)、トノサマガエル由来真皮性黒色素胞由来細胞(LAH1)、イヌ腎臓由来上皮様細胞(MDCK)を用いた。リボソームをエンドサイトーシスにより取り込んだ各細胞は、細胞塊(胚様体)を形成した。細胞塊形成をするため、細胞の種類や培養液、リボソーム量など様々な培養条件で実験を行ったことから、細胞塊を形成するための最適な条件があること、細胞塊を形成したことから多能性を有する可能性があることが示された。