サイエンスキャッスル2016

Presentation information

九州大会~環境研究の育つ土壌づくり~

[1-1] 口頭発表(午前の部)

Sun. Dec 11, 2016 10:10 AM - 11:40 AM メインホール (3階もやいホール)

11:10 AM - 11:25 AM

[O-5] アリアケスジシマドジョウの保護に向けて4

山口 真太郎, 北島 侑和, 森 康貴, 森田 柚衣, 畑瀬 詩乃 (佐賀県立佐賀西高等学校 サイエンス部 生物班)

Keywords:圃場整備、人工繁殖、個体数調査

私達の研究では、個体数調査、人工繁殖実験の2つを主として研究している。個体数調査では、佐賀市鍋島町の調査地点に赴き、捕獲した魚全てを同定、記録した。この調査では、圃場整備が河川の生態系に及ぼす影響を調べるものだが、その結果、生息している魚種が変動しており、本種にとっては住みにくい環境になっている、という考察を得た。人工繁殖実験では、飼育している個体を用い、2種類の実験を行った。1つはゴナトロピンという性腺刺激ホルモンを雌に投与することで産卵を促した。この実験では約450匹の仔魚を得た。もう1つはゴナトロピンを投与せずに、雌が産卵するかを調べるもので、こちらでも2個体の仔魚を確認した。