サイエンスキャッスル2016

講演情報

関西大会~高大連携で加速する研究の芽生え~

[3-7] ポスター発表(偶数)

2016年12月23日(金) 14:50 〜 15:30 第二体育館 (第二体育館)

[P-36] 地表性昆虫が環境指標になるのか。

高谷 佑生 (清風中学 生物部)

1983年、私立清風学園生物部の生徒が、絶滅危惧種のニッポンバラタナゴの研究を始めたことがそもそもの始まりである。ニッポンバラタナゴの保護をするためには里山全体の保全が不可欠である。そこで、環境指標性に優れている地表性昆虫の種類を調べることにより、里山全体の多様性の一つの目安になると考え、調査を開始した。現在では、約400種類確認できている。中にはベニイトトンボ、ヒメミズカマキリ、ミズスマシ、ウラナミジャノメといったレッドデータブックに記載されているような種も多々見つかっている。