[P-7] ストームグラスを身近に
Keywords:結晶、気象、化学反応
私たちは部室でストームグラスを見た。ストームグラスとはロバート・フィッツロイの記述によると、17世紀のヨーロッパでCortiが製作したものが起源で、Maiacrediというイタリア人がイギリスに持ち込んで知られるようになったと言われている。樟脳・アルコールを主成分にした簡易気象観測機器のことで、ガラス管の中にできる結晶の量と形を観察することで天候が予想できるといわれている。19世紀には天気予報の道具として使用されたとされる。私たちは結晶の形が変わるという特性に興味をもつとともに、製作できないかと考え、この研究を始めた。湯煎時間にバラつきがあると出てくる結晶の量に差がでることがわかった。